翻訳機の紹介(2) “POCKETALK”

pockettalk

画像の出典元:pocketalk

しばらく間が空いてしまいましたが、
『翻訳機の紹介(1)』に続き、今回、『翻訳機の紹介(2)』をお送りさせていただきます。
翻訳機の紹介(1)リンク

 

当社の最重要パートナーでもあり、
大変お世話になっている日本のGLOBAL WiFi?さんは、
現在、2種類の翻訳機を取り扱っているということを前回書きました。

 

一つは前回このブログでも書いた”ili”。
もう一つは”POKETALK”

 

今回、ご紹介させていただくのは、
後者の“POCKETALK”の方です。

 

この”POCKETALK”ですが、すでに2018年9月に2代目となる新型が出ています。

 

その名は、”POCKETALK(Wシリーズ)”です。

 

初代も、かなり完成度の高い製品だったのですが、
この新型となる2代目は、大きな進化を遂げた優れものです。

 

初代と比較して、2代目新型POCKETALKは、
下記で大きな改善がみられております。

 

(1)液晶画面が3.2倍と超大型化!!すごく見やすくなった!!
ただ単に読みやすくなっただけでなく、大型化したことによって、「翻訳する文章」と「翻訳結果」を同時画面で表示できるようになっています。

 

(2)タッチパネルで操作性が改善!!
初代を使ってみた時に思ったのですが、結構、操作がしにくく、これは、海外で使った時、ちょっと私自身、モタつく場面があったのですが、今回は非常に操作しやすくなっています。

 

(3)勝手に通訳を始めなくなった。
初代は、話している途中で、音声が途切れると、途中から翻訳を初めてしまい、やり直しということも多かったのですが、しかし、2代目モデルでは、ボタンから指が離れたところで翻訳がスタートする仕組みに変更されたので、ご自身で翻訳タイミングをコントロールできます。

 

(4)対応言語数および翻訳精度が向上!!
初代モデルは、タイ語を含めたアジア言語の翻訳精度に対して、利用者様からの不満があったそうですが、2代目は、その不満を真摯に受け止め、アジア言語の翻訳エンジンを大きく変更。クラウドならではの利便性を生かして、言語によって最も合致する検索エンジンを設定しているので、翻訳精度を大きく向上させています。
また、インド英語や オーストラリア英語、ブラジルのポルトガル語など、主要言語のアクセントの違いにも対応し、扱える言語の数も63言語から74言語に増えています。

 

(5)翻訳速度は7.5倍に!!
通信速度が3G→4Gになったことによって、翻訳を行うときの通信速度が向上したことによって、なんと!!初代と比較して、7.5倍の翻訳スピードを実現しています。

 

(6)E-SIM内臓で初期設定が非常に簡単!!
初代はSIMの挿入や初期設定等、面倒な作業がありましたが、2代目は内蔵されているので、その作業の必要がありません。

 

(7)デユアルスピーカー搭載で海外の雑踏でも翻訳の聞こえやすさ向上!!
海外で翻訳機を使うのはビジネス目的でない限り、ほとんどが屋外。しかも、周囲は騒音でうるさいということもあります。ですが、2代目は、意外と重要なそのあたりも改善しています。

 

なぜ、これほど大きく向上・改善ができたのでしょうか?

 

その理由は、初代モデルはオランダ製「Travis(トラビス)」という翻訳デバイスを日本向けにローカライズした商品でした。
そのせいもあってか、初代モデルは翻訳言語の並び順がABC順になっていたり、操作性が雑だったり、良くも悪くも豪快な欧米仕様という感じが満載でした。
しかし、2代目モデル「Wシリーズ」に関しては、日本のソースネクスト社が、一から使う場面を定義しなおし、ほぼほぼ独自に開発したもの、とのこと。

 

このあたりは、やはりアジアのお客様を集中して意識した日本製ならではの強みですね。

 

この”POKECTALK(Wシリーズ)の完成度には、私も非常に満足しております。